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 2004年のオールスターゲームは、アストロズの本拠地である『ミニッツメイドパーク』で開催!前日の7月12日は、注目のホームランダービーを開催。
 オールスターゲームでは、センター後方に「タルズ・ヒル」があるミニッツメイドパークで、センターを守るイチローも要注目!


【ホームランダービー】


今年のホームランダービーは、通算ホームラン500本超えの選手が、ボンズ,ソーサ,パルメイロ、400本超えがトーミと超豪華メンバーが揃った。初出場選手は、デービット・オルティス(レッドソックス),ハンク・ブレイロック(レンジャース),ミゲール・テハダ(オリオールズ)の3人。どの選手も楽しみな選手ばかりである。
また、出場予定だったケン・グリフィーJr.(レッズ)は右足を痛め、代わりにランス・バークマン(アストロズ)が出場。体調不良で辞退したジェイソン・ジオンビー(ヤンキース)の代わりには、実は松井秀喜に声が掛かったのだが「スーパースターの出る場なので、自分が出るには失礼に当たる」ということで出場を辞退し、ミケール・テハダ(オリオールズ)が出場となった。

▼ホームランダービールール
ルールは、ホームラン以外はアウトカウントとして、10アウトに達した時点でのホームラン数が記録となる。また、同数の場合は、今季のホームランの数で順位が決定される。

チーム 出場選手 今季HR 通算HR 1回目 準決勝 決勝 合計
SF  バリー・ボンズ 23 681 8 3 - 11
TEX  ハンク・ブレイロック 23 55 3 - - 3
HOU  ランス・バークマン 16 142 7 10 4 21
BAL  ミゲール・テハダ 15 171 7 15 5 27
PHI  ジム・トーミ 28 409 4 - - 4
BOS  デービット・オルティス 23 112 3 - - 3
CHC  サミー・ソーサ 16 555 5 - - 5
BAL  ラファエル・パルメイロ 13 541 9 5 - 14
  ※表の順番は打撃順です。

■1回戦
最初のバッターが、いきなり注目のボンズが登場。さすがにすばらしい本塁打を放った。スイッチヒッターのバークマンは、球場の特性から右が有利と判断し右打ちで登場。地元と言うこともあり大声援を受けた。注目のトーミ,ソーサはうまくかみ合わず本数を伸ばすことが出来なかった。また、1回戦目はドームの屋根が閉じていて、オルティスは天井の鉄筋に球が当たり1本損をしている。(準決勝から開閉)

■準決勝
準決勝は、1回目の成績が1位の選手と4位の選手の対戦と、2位と3位の対戦の勝者がそれぞれ決勝に進むことになる。よって、『バリー・ボンズvsランス・バークマン』と『ミゲール・テハダvsラファエル・パルメイロ』と、うまくナショナルリーグとアメリカンリーグに分かれる形となった。対戦では、バークマンは場外を連発し、テハダが新記録になる1ラウンド15本を記録し非常に盛り上がった。

■決勝
結果的に、ケン・グリフィーJr.とジェイソン・ジオンビーの代わりで出場した2人が決勝に進出。
最初はバークマンが打席に立ったが、疲れが出てしまい1本のまま9アウトまで行ってしまう。しかし、その後に連続で3本を打ち合計4本の結果に終わった。オーラスに登場したテハダは、緊張をしていたが5アウトからうまく5本目を放ちホームランダービーを制した。相手を上回った5本を打った時点で終了となるのだが、合計が27本と歴代新記録も達成した。ちなみに、テハダに投球していたのは、現カンザスシティー・ロイヤルズの監督であるカルロス・ペーニャ氏が投げていました。

     
     オマケ @ 準優勝のランス・バークマン         オマケ A バリー・ボンズとハンク・アーロン

ホームランダービー歴代優勝(ここ10年)
'03
'02
'01
'00
'99
'98
'97
'96
'95
'94
G.アンダーソン
J.ジオンビー
L.ゴンザレス
S.ソーサ
K.グリフィーJr.
K.グリフィーJr.
T.マルティネス
B.ボンズ
F.トーマス
K.グリフィーJr.
(ANA)
(NYY)
(ARI)
(CHC)
(SEA)
(SEA)
(NYY)
(SF)
(CWS)
(SEA)

歴代最多1ラウンド本塁打数
2003
2001
1999
-
A.プーホールス
J.ジオンビー
M.マグワイア
タイ記録12名
14本
14本
13本
12本


 記録も出しホームランダービーを制したミゲール・テハダ


【オールスターゲーム】

一度引退を決意したクレメンスが、地元球場で先発が決定。また、地下鉄シリーズで因縁となっていたクレメンスとピアザがバッテリーを組む事になった。お互いプロなので変なことになることはないのだが、実際に1度はあった出来事のためメディアでは注目されている。
また、クレメンスは41歳の先発が最年長記録となり、合計9試合の登板も最多記録。レッドソックス・ヤンキース・アストロズと3球団にわたる出場も投手として最多記録になった。
ミニッツメイドパークは、ナショナルリーグ所属であるアストロズの本拠地であるため、DH制は無くピッチャーも打席に立ちます。(代打送られるだろうけど)
監督は、ナショナルリーグが、マーリンズのジャック・マッキーン監督で、コーチにアストロズのジミー・ウィリアムズ監督。アメリカンリーグは、監督がヤンキースのジョー・トーレ監督で、コーチがロイヤルズのカルロス・ペーニャ監督が努める。
そして、注目の出場選手は以下の通りです。(データは、7/13現在のもの)

ナショナルリーグ アメリカンリーグ
チーム ポジション 選手 打率 本塁打 打点 盗塁 チーム ポジション 選手 打率 本塁打 打点 盗塁
STL
STL
SF
STL
CHC
NYM
HOU
HOU

ATL
LA
COL
PHI
SD
FLA
CIN
PIT
CHC
HOU
FLA
PHI
 1番/SS
 2番/1B
 3番/LF
 4番/3B
 5番/RF
 6番/C
 7番/CF
 8番/2B
 
 C
 C
 1B
 1B
 2B
 3B
 SS
 SS
 OF
 OF
 OF
 OF
エドガー・レンテリア
アルバート・プーホールス
バリー・ボンズ
スコット・ローレン
サミー・ソーサ
マイク・ピアザ
ランス・バークマン
ジェフ・ケント

ジョニー・エストラーダ
ポール・ロデューカ
トッド・ヘルトン
ジム・トーミ
マーク・ロレッタ
マイク・ローウェル
バリー・ラーキン
ジャック・ウィルソン
モイゼス・アルー
カルロス・ベルトラン
ミゲル・カブレラ
ボビー・アブレイユ
.283
.304
.365
.339
.279
.297
.299
.285

.332
.313
.348
.289
.323
.305
.295
.332
.276
.276
.295
.306
6
22
23
18
16
16
16
10

4
9
17
28
8
20
4
8
19
21
20
18
40
60
48
80
39
40
59
52

47
43
57
61
36
55
33
35
49
63
59
60
10
4
3
3
0
0
2
4

0
1
3
0
2
4
2
6
2
15
3
19
SEA
DET
ANA
BOS
NYY
NYY
NYY
TEX

TB
KC
BOS
CLE
TEX
DET
BAL
TEX
TB
CLE
NYY
NYY
 1番/CF
 2番/C
 3番/RF
 4番/LF
 5番/3B
 6番/1B
 7番/SS
 8番/2B
 
 C
 1B
 1B
 2B
 3B
 SS
 SS
 SS
 OF
 OF
 OF
 OF
イチロー
イバン・ロドリゲス
ブラディミール・ゲレーロ
マニー・ラミレス
アレックス・ロドリゲス
ジェイソン・ジオンビー
デレク・ジーター
アルフォンソ・ソリアーノ

ビクトル・マルティネス
ケン・ハービー
デービット・オルティス
ロン・ベリアード
ハンク・ブレイロック
カルロス・ギーエン
ミゲール・テハダ
マイケル・ヤング
カール・クロフォード
マット・ロートン
ゲーリー・シェフィールド
松井 秀喜
.321
.369
.345
.344
.270
.241
.277
.289

.290
.305
.304
.304
.303
.324
.311
.330
.304
.305
.302
.294
3
12
20
26
22
11
13
17

12
10
23
5
23
13
15
11
4
15
16
17
31
59
77
77
58
35
48
55

63
34
78
37
68
65
75
48
34
49
59
58
21
7
7
1
18
0
10
9

0
1
0
2
0
7
0
7
38
16
1
0

チーム ポジション 選手 勝敗 セーブ 防御率 チーム ポジション 選手 勝敗 セーブ 防御率
HOU
ARI
NYM
MON
FLA
SF
MIL
CHC
LA
FLA
CIN
MIL
9番/先発
先発
先発
先発
先発
先発
先発
先発
クローザー
クローザー
クローザー
クローザー
ロジャー・クレメンス
ランディ・ジョンソン
トム・グラビン
リバン・ヘルナンデス
カール・パバーノ
ジェイソン・シュミット
ベン・シーツ
カルロス・ザンブラーノ
エリック・ガニエ
アーマンド・ベニテス
ダニー・グレイブス
ダニー・コルブ
10勝3敗
10勝7敗
7勝7敗
6勝8敗
9勝4敗
11勝2敗
9勝5敗
9勝4敗
2勝0敗
2勝0敗
1勝3敗
0勝1敗
-
-
-
-
-
-
-
-
23
30
33
26
2.62
2.99
2.66
3.58
2.85
2.51
2.26
2.61
1.85
0.98
2.72
1.62
OAK
NYY
TOR
CWS
TEX
CLE
CLE
NYY
TEX
ANA
MIN
NYY
9番/先発
先発

先発
先発
先発
先発
先発
セットアッパー
クローザー

クローザー
クローザー
クローザー
マーク・マルダー
ハビアー・バスケス
テッド・リリー
エステバン・ローアイザ
ケニー・ロジャース
C.C.サバシア
ジェイク・ウエストブルック
トム・ゴードン
フランシスコ・コーデロ
フランシスコ・ロドリゲス
ジョー・ネイサン
マリアーノ・リベラ
12勝2敗
10勝5敗
7勝6敗
8勝4敗
12勝3敗
5勝4敗
6勝4敗
2勝3敗
2勝0敗
1勝1敗
1勝0敗
0勝0敗
-
-
-
-
-
-
-
2
27
7
23
32
3.21
3.56
4.27
4.77
4.21
3.33
3.21
1.78
2.08
1.34
1.13
0.99

※出場変更選手(NL-ナショナルリーグ、AL-アメリカンリーグ)
■NL-[CIN] ショーン・ケイシー内野手(ふくらはぎ痛) → [LA] ポール・ロデューカ捕手
■NL-[CIN] ケン・グリフィーJr.外野手(足の怪我) → [HOU] カルロス・ベルトラン外野手

■AL-[OAK] ティム・ハドソン投手(腹筋痛) → [NYY] ハビアー・バスケス投手
■AL-[BOS] カート・シリング投手(右足打撲) → [CLE] ジェイク・ウエストブルック投手
 (ベルトランは、シーズン途中にアストロズに移籍し、リーグが変わったため得票数は多くも出場不可とされていたが、代わりで出場決定)


【 オールスターゲーム2004 : ミニッツメイドパーク(観客動員41886人) 】


SCORE 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
  アメリカンリーグ 6 0 0 1 0 2 0 0 0 9 14 0
  ナショナルリーグ 1 0 0 3 0 0 0 0 0 4 9 1

 [ アメリカンリーグ 9 - 4 ナショナルリーグ ]

 勝 : M.マルダー 負 : R.クレメンス

 本塁打 : [AL] M.ラミレス(1号:クレメンス)、A.ソリアーノ(1号:クレメンス)、D.オルティス(1号:パバーノ)

ナショナルリーグ投手 アメリカンリーグ投手
投手 IP H ER SO 投手 IP H ER SO
 R.クレメンス 1.0 5 3 2  M.マルダー 2.0 2 1 1
 D.コルブ 1.0 1 0 0  E.ローアイザ 1.0 1 0 0
 R.ジョンソン 1.0 3 0 1  C.C.サバシア 1.0 4 3 0
 C.ザンブラーノ 1.0 1 1 1  J.バスケス 1.0 0 0 2
 C.パバーノ 2.0 3 2 1  T.リリー 1.0 2 0 1
 T.グラビン 1.0 1 0 0  J.ネイサン 1.0 0 0 2
 B.シーツ 1.0 0 0 1  T.ゴードン 0.1 0 0 0
 E.ガニエ 1.0 0 0 2  F.ロドリゲス 0.2 0 0 0
           M.リベラ 1.0 0 0 0

▼今年の始球式には、ボクシングのモハメド・アリ氏が登場し、投球を行う両リーグの2人の子供にボールを手渡し、キャッチャーにはそれぞれデレク・ジーターとランス・バークマンが行った。

▼初回いきなり注目の対戦となった先発クレメンスと1番イチロー。クレメンスは、力の勝負を選びストレート勝負を選んだが、イチローがヒットを打って勝利。その後もマニー・ラミレス、アルフォンソ・ソリアーノにホームランを打たれ6失点となってしまった。

▼試合の途中に、パド・セリグ・コミッショナーから、ロジャー・クレメンス投手に史上8人目となる「歴史的偉業賞」を授与した。クレメンスは、史上最多のサイヤング賞6回、通算300勝、4000奪三振などの記録を達成しており、セリグ氏から「君の名は最も偉大な投手の1人として、永遠に記憶されることだろう。おめでとう、ロジャー。君が残してきた業績を、我々は誇りに思う」と語り、クレメンスは「全てのメジャーリーグファン、私がこれまでプレーしてきた都市、そしてこの街のみんなにお礼を言いたい、このヒューストンで投げる幸運に恵まれたことをうれしく思う」と感謝の言葉を返した。
その後、先発で6失点と初黒星になってしまったクレメンスは、今日の反省を含めて「味方(ナ・リーグ)を窮地に陥れてしまった」とコメントしている。

▼アメリカンリーグの勝利につき、今年のワールドシリーズ本拠地開催権はアメリカンリーグの勝利チームが行うことに決定しました。

★MVPは、レンジャースの“アルフォンソ・ソリアーノ”が獲得!
2004年のオールスターMVP(最優秀選手)には、テキサス・レンジャースのアルフォンソ・ソリアーノ2塁手が選ばれた。ソリアーノは、1回にクレメンスから3ランホームランを放ち、3打数2安打3打点の活躍で、レンジャースから1990年以来の獲得となった。


【おまけニュース】

『“ビッグ・ユニット”怒る!』

“ビッグ・ユニット”ことランディ・ジョンソンは、自身の所属するアリゾナ・ダイヤモンドバックスが、主砲の故障などで低迷していることから、同チームが来期総年俸削減を予想され、ランディの年俸が1600万ドル(約17億2000万円)と高額なことから、チームとの契約事項に入っているトレード拒否事項を無くしても良いとの判断を球団に示していた。

つい先日、ニューヨークのラジオで、ヤンキースのオーナーであるジョージ・スタインブレナー氏が「彼がヤンキースで投げる姿を見たい」と発言したことから、ヤンキース入りかとの噂が渦巻いており、その最中のオールスターゲームで事は起こった。

ニューヨークのメディア連中がランディに群がり、うざったく思ったビッグ・ユニットが
「出てけ!」を20回も連発し、「おまえ達が居るから、ニューヨークには行かない」と怒りをあらわにした。

良いピッチングをして、楽しいオールスターのハズだったのに、いやな気持ちで帰るなんてかわいそうなランディ・・・(>ゝ <*)


 両先発のクレメンス(左)とマルダー(右)


 コチラも注目されたイチローvsクレメンス


 英雄のモハメド・アリ氏とノーラン・ライアン氏


 みごとMVPを獲得したソリアーノ選手
 Congratulation!



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