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 なぜなにメジャーリーグ ・・・ メジャーリーグに関するよくある質問をまとめました。


【メジャーリーグの始まりはいつ?】

1869年にシンシナティ・レッド・ストッキングズが最初に選手に手当を支払う制度を設けプロ野球の歴史が始まりました。
その後メジャーリーグは、1876年にナショナル・リーグとして、8球団の加盟で設立されたのが始まりです。
1901年にはやはり8球団でアメリカン・リーグが始まりました。そして、1903年に両リーグの優勝チームで全米一を決めようということでワールド・シリーズが始まりました。
NL = Boston, Brooklyn, Chicago, Cincinnati, NewYork, Philadelphia, Pittsburgh, St.Louis の8球団で開始
AL = Boston, Chicago, Cleveland, Detroit, NewYork, Philadelphia, St.Louis, Washington,D.C. の8球団で開始

1960年代になると、拡張(エクスパンション)が何度か繰り返され、1969年に両リーグとも西部地区、東部地区に2分され、1994年からはさらに3分割され中部地区が新設されました。現在はナ・リーグ16球団、ア・リーグ14球団の合計30球団で構成されています。

オールスターゲームが開かれたのは1933年で、ある野球ファンの少年が「カール・ハッベル(ジャイアンツの大投手)とベーブルース(ヤンキースのホームラン王)の対決が見たい」という手紙がきっかけだった。シカゴ万国博覧会のイベントとして「ドリームゲーム」と銘打って初のオールスターゲームが行われ、それ以降、毎年7月の第2火曜日に1試合だけ開催されています。


【日本人初のメジャーリーガーは誰?】

日本人初のメジャーリーガーは、1964〜65年の2年間サンフランシスコ・ジャイアンツに在籍した村上雅則(マッシー村上)投手が最初です。
村上選手は南海(現ダイエー)の野球留学からメジャー昇格を果たしました。
通算成績は、5勝1敗9セーブを記録しましたが、南海球団の事情でやむなく日本に帰国いたしました。

しかし、大きく話題になり、1995年日本にメジャーリーグに関心をを広めた人物はやはり”トルネード”野茂英雄(ドジャース)でしょう。
野茂は独特のフォームから繰り出される速球とフォークで大活躍し、ナ・リーグの新人王と奪三振王(236奪三振)に輝きました。また、オールスターゲームのナ・リーグ先発投手も行い、すばらしい活躍をしました。翌96年にはメジャーでノーヒット・ノーラン(対ロッキーズ戦)も達成いたしました。


【ワールドチャンピオンになるにはどうやってなるの?】

全球団はまず、4月から9月に行われるレギュラーシーズンを戦います。公式戦は162試合あります。
基本的には同リーグ同地区のチームとの対戦が多く組まれますが、最終的には同じリーグの全チームと戦うことになり、さらに1997年から始まったインターリーグ(両リーグ間での交流試合)によって違うリーグの球団とも戦います。
▼ワールドチャンピオンシップ▼
各リーグの各地区ごとの優勝チームと3地区の中で最も勝率の高い2位のチームを「ワイルドカード」獲得チームとし、この4チームがプレーオフに進出します。
プレーオフでは、まずディビジョンシリーズ(準決勝)を戦います。ディビジョンシリーズは原則として、同地区同士のチームの対戦を避けたカードで、各地区優勝チームの中で最高勝率のチームVSワイルドカードのチーム、勝率2位VS勝率3位となるが、ワイルドカードチームが同地区になる場合は組み合わせ相手が勝率2位チームになる。
ディビジョンシリーズで、5試合中3試合先勝したチームが、リーグチャンピオンシリーズ(優勝決定戦)に駒を進め、7試合制で先に4勝したチームがリーグチャンピオンとなる。
そして、リーグチャンピオン同士で7試合(4試合先勝)のワールドシリーズを戦い、ワールドチャンピオンチームが決定される。
[道のり] ★★★ ワールドシリーズ(世界チャンピオン決定戦)
       ▲    リーグチャンピオンシリーズ(リーグチャンピオン決定戦)
       ▲▲  ディビジョンシリーズ(リーグチャンピオン準決勝)
       ▲▲▲ レギュラーシーズン(地区優勝決定戦)



【イチローで騒がれた新人の規定はどうなってるの?】


メジャーリーグでは、打者は130打数以下、投手は50イニング以下で、なおかつメジャーでの登録が45日以下が新人という規定になります。
ちなみに、日本では入団して5年以下が新人扱いになります。


【メジャーに引き分けがないって本当ですか?】

リーグによって違いがあり、ナショナル・リーグは決着が付くまで試合を続行しますが、アメリカン・リーグは午前1時を回って新しいイニングには入りません。この場合、「サスペンデッドゲーム」となり後日続きが行われます。


【盗塁をして記録無し?これってマジ?】

メジャーリーグには、「正々堂々と勝負し卑怯なことをしない」という暗黙の了解があり、大量リードしている場面でのバントや盗塁はタブーとされています。また、ノーヒットノーランなどの大記録に、こざかしいバントヒットねらいなどもタブーです。よって、全てではないですが記録上認められない場合も存在します。

新庄選手が味方が大量リードで、ノーストライク3ボールの場面で、次の球を思いっきりスイングし空振りもピッチャーの怒りを買いぶつけられたこともありました。知らん事もあるっちゅーねん(-_-;)。


【ベンチ入りは何人まで?】

メジャーリーグの登録枠は40人で、実際にベンチ入りするのは25人です。故障者リストに登録の選手もベンチ入りは可能です。


【スピード等の単位がよく解らないんですけど?】

メジャーリーグでは、球のスピードをマイル(Mile)で表しています。また、選手データの身長や体重はそれぞれフィート(Foot)・ポンド(Pound)で表します。
また、球速表記でMPHは「Mile Per Hour」の略です。

1マイル  = 約1.609km
1フィート = 30.5cm = 12インチ
1ポンド  = 約454g

マイル←→キロ 変換目安表
マイル ( Mile ) 55MPH 60MPH 65MPH 70MPH 75MPH 80MPH 85MPH 90MPH 95MPH 100MPH 105MPH
キロ  ( km ) 88km 97km 105km 113km 121km 129km 137km 145km 153km 161km 169km


【アストロズのキラービーズって何?】

キラービーズ"Killer Bees"とは攻撃的強打者クレイグ・ビジオ"Craig Biggio"、デレク・ベル"Derek Bell"そして、ジェフ・バグウェル"Jeff Bagwell"の頭文字の”B”を喩えた愛称です。
現在は、デレク・ベルは移籍しわがまま言い放題で解雇、代わってランス・バークマン"Lance Berkman"が新キラービーズとして活躍しています。

■キラービーズ成績(作成してみました)
1995年、ビジオ「率.302本22点77盗33」、ベル「率.334本8点86盗27」、バグウェル「率.290本21点87盗12」で地区1位。
1996年、ビジオ「率.288本15点75盗25」、ベル「率.263本17点113盗29」、バグウェル「率.315本31点120盗21」で地区2位。
1997年、ビジオ「率.309本22点81盗47」、ベル「率.276本15点71盗15」、バグウェル「率.286本43点135盗31」で地区1位。
1998年、ビジオ「率.325本20点88盗50」、ベル「率.314本22点108盗13」、バグウェル「率.304本34点111盗19」で地区1位の102勝。
1999年、ビジオ「率.294本16点73盗28」、ベル「率.236本12点66盗18」、バグウェル「率.304本42点126盗30」で地区1位。
2000年、ビジオ「率.268本8点35盗12」、バグウェル「率.310本47点132盗9」、バークマン「率.297本21点126盗67」で4位に低迷。
2001年、ビジオ「率.292本20点70盗7」、バグウェル「率.288本39点130盗11」、バークマン「率.331本34点126盗7」で地区1位・・・バークマン驚異だね(笑)。
2002年、ビジオ「率.253本15点58盗16」、バグウェル「率.291本31点98盗7」、バークマン「率.292本42点128盗8」で地区2位・・・バークマンパワーアップ。
2003年、ビジオ「率.264本15点62盗8」、バグウェル「率.278本39点100盗11」、バークマン「率.288本25点93盗5」で地区2位・・・最後に逆転2位。
2004年、ビジオ「率.281本24点63盗7」、バグウェル「率.266本27点89盗6」、バークマン「率.316本30点106盗9」で地区2位(ワイルドカードでリーグチャンピオンシップ出場)

アメリカでは、キラービー(殺人蜂)はドラクエのモンスターで大変な驚異で、1956年にサンパウロの養蜂研究所が気候に適したミツバチを育成しようと、アフリカミツバチの女王蜂を26匹導入しました。その後は急速に生息範囲を拡大し、1990年にはアメリカからアルゼンチンまでに広がった繁殖力が強く攻撃的な蜂です。


【メジャー選手のプロフィールにある”UT”の単語・・・これって何?】

これは、アメリカ本土で1番大きな州テキサスの州都であるオースチンにある全米でも大規模なテキサス大学(University of Texas)を略して”UT”としているのです。オースチンは以外と近代的な都市であり、大学の街としても有名です。


【試合途中でファンが立ち上がって歌ってるのは何?】

7回の裏のホームチームの攻撃が始まる前に行われる曲が結構おなじみのこの歌です。
これは、正式名称を「Take Me Out to the Ball Game(私を野球に連れてって)」と言い、観客が一斉に立ち上がり思いっきり背伸びをしてこれまでの応援の疲れを癒し、終盤の応援に備えるための休憩のひとときで、別名「Seventh Inning Stretch(セブンスイニングストレッチ)」とも呼ばれています。
そして、ほとんどの球場でメジャーリーグの代名詞とも言えるこの曲を、球場に来ているファン全員で大合唱し球場全体が一つになるのです。

この曲は、1908年にジャック・ノーウォース氏がマンハッタンの電車に乗っていたとき、偶然に「本日、ポログラウンドで野球の試合」という広告が目に入り、彼は、プロ野球観戦歴が無かったのですが、電車に揺られながら即席で歌詞を作成したそうです。その歌詞を友人のアルバート・ボン・ティルザー氏に作曲を頼みましたが、彼もプロ野球観戦歴がありませんでした。ティルザー氏はブルックリンのアムピオン劇場で曲を紹介しましたが、全く受けませんでした。しかしその後、ジュークボックス用のレコードによって火がつき、たちまち代表的な野球応援歌になりました。
1927年に新しい歌詞が付け加えられたので、2種類の歌詞があります。

この歌を初めて野球場で歌ったのは、1971年にシカゴ・ホワイトソックス球団の名物アナウンサーだったハリー・キャレイ氏でした。

◆「Take Me Out to the Ball Game(私を野球に連れてって)」ページへ


【ジャッキー・ロビンソン・デーって、いったい何?】

ジャッキー・ロビンソンは、アメリカで人種差別のあった時代で活躍した、メジャーリーグ初の黒人選手で、いろいろな苦難などを乗り越え、多種多様な人物及びアメリカ全体にも影響を及ぼしたパイオニア的存在のメジャーリーガーです。

1947年4月15日ブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス)でデビュー、そして最初の新人王(打率.297,12本塁打,48打点)を獲得、1949年には打率.342盗塁37で首位打者と盗塁王に輝きナショナル・リーグのMVPにも輝いた。同氏の引退は1957年。新人王がジャッキー・ロビンソン賞と言われるのは、同氏が初代新人王に輝いたためである。

1962年には、野球殿堂入りを果たし、1972年に心臓病により53歳の年齢で惜しくも亡くなってしまった。

その栄誉をたたえメジャーリーグ機構は、ロビンソンのデビュー50周年の1997年に、全球団で背番号の「42」を永久欠番としましたが、2004年に“4月15日”を「ジャッキー・ロビンソン・デー」と致しました。

英記 >> 「Jackie Robinson Day」

ジャッキー・ロビンソンを詳しく紹介 >> 「Circle Change 内 Jackie Robinson」


【対戦カードの呼称】

1997年より、インターリーグ(ナショナルリーグとアメリカンリーグの交流戦)が始まってから、本拠地の近い対戦に呼称が付けられています。年に数試合(無い年もある)しかないこの対戦試合は、同じ地元でも人により応援しているチームが異なり、通常であればワールドシリーズでなければ対戦することもないため、独特の盛り上がりを楽しめる対戦カードです。

Bay Bridge Series [ ベイブリッジ・シリーズ ]
カリフォルニア州のサンフランシスコ湾にかかる”ベイブリッチ”を挟んで隣り合わせである、サンフランシスコ・ジャイアンツの“SBCパーク”とオークランド・アスレチックスの“ネットワークアソシエイツ・コロシアム”にちなんだ対戦名称。
この対戦名称は、1989年のワールドシリーズで行われたジャイアンツ対アスレチックスの時に名付けられました。しかもこの時の第3戦の直前で、有名なサンフランシスコ大地震が発生し、ベイブリッジの一部が崩れて通行止めとなりました。しかし、元々サンフランシスコとオークランドは陸続きであるため、地下鉄などで行き来をすることが出来ます。

Citrus Series [ シトラス・シリーズ ]
フロリダ州にあるマイアミがマーリンズの本拠地で、同じくフロリダ州のタンパがデビルレイズの本拠地。このマーリンズ対デビルレイズの対戦名称が“シトラスシリーズ”と呼ばれる。言わずと知れたフロリダ名物の柑橘類“Citrus”から名称が付いた。

Free Way Series [ フリーウェイ・シリーズ ]
ロサンゼルスが本拠地のドジャースの「ドジャースタジアム」と、隣接するエンゼルスの本拠地であるアナハイムの「エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム」間が、無料の高速道路「フリーウェイ」で簡単に行き来できることから“フリーウェイ・シリーズ”と呼ばれる。

I-70 Series [ I-70・シリーズ ]
ミズーリ州にある、カンザスシティとセントルイスを結ぶ州道70号線にちなんだ、ロイヤルズ対カージナルスの対戦名称。
※ちなみに、カンザスシティはカンザス州とミズーリ州をまたがった都市で、中心のダウンタウンはミズーリ州側にある大都市です。また、ロイヤルズのカウフマンスタジアムもミズーリ州側にあります。

Lone Star Series [ ローンスター・シリーズ ]
テキサスの象徴と言えば「ローンスター」である。ローンスターは、テキサスの州旗でありその都市は、ローンスター・ステイト(Lone Star State)との愛称で知られている。その都市であるアストロズの本拠地ヒューストンとレンジャースの本拠地アーリントンの対決カードが“ローンスター・シリーズ”と呼ばれる。

Oh Canada Derby [ オー・カナダ・ダービー ]
カナダのトロントとモントリオールに本拠を置く、ブルージェイズとエクスポズの対戦カード。エクスポズは、本拠地を移転させる可能性が大のため、幻となるかもしれない。

Subway Series [ サブウェイ・シリーズ ]
ニューヨークにある、ヤンキースのヤンキー・スタジアムとメッツのシェイ・スタジアムが、ニューヨークにある地下鉄(MTA)で行き来することの出来るため、サブウェイシリーズと呼ばれる。また人気が非常に高く、チケットの入手は難易度が高くてTVも高視聴率を上げる。以前には、クレメンスとピアザの確執などで異常な盛り上がりを見せた。

Windy City Classic [ ウィンディシティ・クラシック ]
五大湖のミシガン湖沿岸の風が強い町であるシカゴは、別名「ウェンディシティ」と呼ばれており、そこに本拠地を置くカブスとホワイトソックスの対戦カードを“ウィンディシティ・クラシック”と呼ぶ。



※管理人より・・・その他質問などございましたらメールでお知らせください。調べて解る範囲でお答えします。


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