中継ぎベテラン右腕、ヒポリト・ピチャードが突然の引退を発表いたしました。
突然の引退発表。それは誰も思っていない結果でした。朝早くにベンチコーチのトニー・ペーニャ氏と話をした後、彼を悩まし続けた腕について話し、引退の決意を告げました。
ピチャードは春季トレーニングの2週目(3月中頃)から「Elbow Tendinitis(肘腱炎)」と戦ってきました。薬物治療を行い、それもかなりの錠剤を服用してたみたいです。
今季のピチャードは、初登板の5月7日フィリーズ戦に、7回4対4の同点の場面で先発シェーン・レイノルズの後続として登板。しかし、ピチャードは1アウトを取ったもののワイルドピッチとヒットで3点を失い降板。リッキー・ストーン→ブランドン・ピュファーが抑えたが、味方が点を取れず試合に負けてしまった。
アストロズはピチャードの抜けた対応として、AAAニューオリンズからジェイソン・レーン外野手を昇格させました。
【ヒポリト・ピチャード】<<選手データ
ピチャードはカンザスシティ・ロイヤルズとレッドソックス、そしてアストロズの計10シーズン投げて、通算50勝44敗20セーブ、防御率4.44。
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