ジェリー・ハンシッカーGMは、アストロズとの契約を1年延長しました。
ハンシッカーGMは、かつてメッツのフロントとして活躍しており、今回メッツの新GM候補にも上げられていた。今年6月12日にスティーブ・フィリップス前GMを解任した古巣メッツと、同職の後任候補として面談を行ったハンシッカーGMだが、アストロズとの契約を1年間延長して残留を決意した。ハンシッカーGMは、「ヒューストンでワールドシリーズを行うことを目標に、仕事を続けられるようになってとても喜んでいる。自分に対するドレイトン(・マクレーンオーナー)の信頼に感謝するよ」と述べている。
ハンシッカー氏が95年のオフにGMに就任してから、4度の地区制覇を果たしアストロズ史上で最も成功を収めたGMです。その勝利と勝率はメジャーリーグ中6位で701勝595敗(.540の勝率)の記録を持っています。また、彼がクラブ史で1番長いGM契約期間となります。
ドレイトン・マクレーンオーナーは、契約が1年残っていたのだが、ハンシッカーGMのキャリアアップの障害はないとしてニューヨーク・メッツとの面談も了承していたが、結果的に4度の地区優勝をしたアストロズでワールドシリーズをプレイしていないことが彼の中で心残りだったようだ。マクレーンオーナーは「ヒューストン・アストロズは過去8年間に渡って最も成功を収めたチームのひとつ。その大きな要因はジェリーの統率力にあるんだ」と語っており、選手とも親密なハンシッカーGMの就任延長で来期の選手契約にも注目だ。
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アストロズですばらしい活躍をしているGM
ジェリー・ハンシッカー氏
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