2003年ヤンキースの勝ち柱としてローテーションを担いFAとなっていたアンディ・ペティット投手(31歳)がアストロズとの契約を選択した。
ペティットの年俸は総額3150万ドル(約34億円)で、2004年が550万ドル(約5億9000万円)、2005年が850万ドル(約9億2000万円)、2006年が残りの1750万ドル(約18億9000万円)となる。
自宅がヒューストン郊外にあるペティットは入団会見で、家族4人で参加し「家族が最も大切だから、この決断は簡単なことだったよ」と語り、また「金額は問題ない。心がヒューストンのファンの前でプレーする方向に動いたよ。ニューヨークにいた9年間は特別なものだったね。でも自分の野球人生で新たなスタートを切る段階に入ったよ」と新天地での意気込みも語った。
昨年のジェフ・ケントに続き、今回のFAの目玉である左腕の獲得に成功したハンシッカーGMは、「アンディのような素晴らしい才能ある投手がアストロズに加わって、とても興奮している。先発ローテーションの一角を担い、ワールドチャンピオンに導いてくれるだろう」と満足した表情で語った。
獲得までの経過は、6日にFAを申請したペティットと話し合いをするためにアストロズのハンシッカーGMとマクレーンオーナーは、11月18日にヤンキースより早くかつ慎重にペティットの代理人であるランディとアランのヘンドリクス兄弟と会談をし、情報交換やお互いの話を行った。その後、25日にも話し合いをして27日には3年契約の条件を提示。直後にヤンキースが、アストロズの3年総額3150万ドル(約34億円)を上回る3年総額3900万ドル(約42億円)条件提示をしたが、ペティットとの契約が最優先事項と言っていたにも関わらず、後回しにしていたツケが回り契約に至らなかった。また、ボストン・レッドソックスも獲得に名乗りを上げたが、大した進展はなかった。
※環境や関わる人たちがよいのか、アストロズには家族とかを大事にする人が集まりますね。
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ついに軸になる左腕先発投手を獲得!
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