現地24日、アストロズは、かつて所属していた“ライアン・エクスプレス”ことノーラン・ライアン氏(57)と相談役として5年間の契約をしたと発表いたしました。
ライアン氏は、1980〜88年までヒューストン・アストロズに在席しており、先日まで同氏の最後の所属球団であったテキサス・レンジャースとの15年間に渡る契約を打ち切った後、アストロズのオーナーであるドレイトン・マクレーン氏の熱心な説得もあり、またライアン氏の自宅のあるジョージタウンとヒューストンが近いこともあり、自身も希望しての契約となった。
アストロズのマイナー球団である「2Aラウンドロックエクスプレス」のオーナーでもあるライアン氏は、記者会見で「現役を終えたときからアストロズで働きたいと思っていた」と話しました。
なお、ライアン氏は球団のマーケティングや販売関連、投手の指導、選手の育成、アマチュアのドラフト、スカウトオペレーション、ピッチングスタッフへの助言など幅広い業務を担当することになっている。
今オフに引退を撤回し、現役続行を決めたロジャー・クレメンスのあこがれのスターであったライアン氏を迎え、アストロズは精神面でも万全の体制が整った。
ちなみに、アストロズ公式ページでは、「Nolan Ryan returning to Astros」と題して紹介している。
>> ノーラン・ライアン投手選手データ
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会見で、現在のアストロズキャップをかぶる
ノーラン・ライアン氏 |