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 [2004/10/10]■ケン・カミニティ氏が、心不全のために死去


現地10日、ヒューストン・アストロズでメジャーデビューをした、ケン・カミニティ氏(41)が心不全のためニューヨークの病院で死去した。

カミニティ氏は、1984年のドラフトでヒューストン・アストロズから3位指名(全体71巡目)でプロ入りを果たした。87年にメジャーデビューし、95年にパドレスに移籍して翌年96年に、打率.326,40本塁打,130打点の好成績でナ・リーグMVPを受賞した。99年に再びアストロズに戻ったが以前の勢いが無く、2001年にはブレーブス、途中からはレンジャースと渡り歩き38歳で15年の現役生活を引退。

引退後は、現役時に禁止薬物であるステロイド(筋肉増強剤)を使用したことを認め、米スポーツ専門誌『スポーツ・イラストレイテッド』のインタビューで、「少なくともメジャーリーガーの半分は禁止薬物を使用している」と発言するなど、禁止薬物に対して多くの人が考えさせられる事となった。また、アルコールと薬物依存症だったカミニティ氏は、2001年にコカインの不正所持で現行犯逮捕され、今月5日にはテキサス州ヒューストンの地裁から180日間の禁固刑の判決を言い渡されていた。

アストロズで同僚であった、バグウェルとビジオそしてオースマスは、プレーオフに勝つ事でカミニティに対する賛辞となる事と相談し、プレーオフに挑んでいる。

また、12日のヤンキースタジアムで行われた、ヤンキース対レッドソックスのアメリカンリーグチャンピオンシップ第1戦の試合開始前には、カミニティ氏への黙とうが行われ、国歌斉唱の前にヤンキース、レッドソックスのナインと観衆が冥福を祈った。





頼れる3塁手だったケン・カミニティ選手
(写真はパドレス時のもの)




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