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 [2007/07/24]■ありがとう!アストロズ一筋のクレイグ・ビジオが引退を発表

現地24日、アストロズが会見を開き、クレイグ・ビジオ2塁手(41)が今期限りで現役を引退する事を発表いたしました。

ビジオは、1978年にドラフト1位指名でアストロズ入り、翌年1988年のデビューより、捕手としてノーラン・ライアンの球を受け、その後2塁手としてゴールドグラブを獲得、400盗塁をクリアし、オールスターにも7度出場。今年6月28日にはメジャー史上27人目となる通算3000本安打を記録して、オリジナル・キラービーズ(Killer B's)の特効隊長として20年間アストロズ一筋で活躍いたしました。

会見でビジオは「私は試合をするのが大好きです」と一言添え、「私は、毎日スパイクに足を通すことが無くなるでしょう」「試合の日、サインを求めに近づいた子供に感謝するお父さんにも会えなくなるでしょう」「チームを見て、喜んでくれる試合をすること」「私は、その全てを失うでしょう」と述べました。

ビジオは心の中で、キャリアをどう終わらせるかを考え、3つの行動を立てたようです。1つは、3000本安打の達成。残りは、ポストシーズンに進むことと引退を発表することでした。ポストシーズンの進出は、現在非常に厳しいですが、残り2つは故障せずにクリアできたことを喜びました。

引退についてビジオは、「引退を決意するのは簡単なことではなかった」「しかし、今がその時。どれだけの選手が自分の引退したい方法で、その機会を得ることが出来ますか?」「あなたはここで、たくさんのすばらしい自己の歴史を書くことが出来ました。それを消し去ることは出来ません。」「自身の頂点で引退します。ワールドシリーズを除いて3000本安打は信じられませんでした。私にとって頂点で引退できることは喜ばしいことです。」とコメントいたしました。そして、ドレイトン・マクレーンオーナーもビジオに感謝いたしました。

いつまでも現役にこだわることよりも、2005年にナショナルリーグチャンピオン、今年2007年に通算3000本安打を経験した事に誇りを持ち、家族を愛するビジオがこういう選択したことは必然だったかもしれません。

ビジオの引退後、セカンドの守備には、かねてからビジオの後継者と言われてきたクリス・バークが受け継ぐと思われます。(現在もビジオのバックアップとして2塁守備を行っています)

今後、ビジオの出場機会が減ることとなりますが、出来るだけビジオが出場する試合には、ファンのことを考え、お知らせしていく予定だということです。予定では、それぞれのシリーズの最初にスタメン出場することと、ビジオの好きな球場(カージナルス本拠地のブッシュスタジアム、カブス本拠地のリグレーフィールド(それぞれ100試合以上プレイした球場です))で2試合のスタメン出場となりそうです。

彼のシーズン最後のプレイは、9月28日〜30日に行われるアトランタ・ブレーブス戦となりそうです。もしかすると、メジャー昇格最初のポジションであるキャッチャーで、現役を終わらせるサプライズの可能性もあるようです。

会見後に行われたロサンゼルス・ドジャース戦では、6回2アウト同点での場面で、ドジャースのルディ・シアネス投手からレフトスタンドへグランドスラム(満塁ホームラン)を放ちチームに勝利をもたらしました。試合後の記者会見では「なんて言って良いのか分からない。この1年で起こったことを考えると早死にしそうだよ。ベースを踏んだことも覚えてない。」と非常にエキサイトしていたようです。





人間的にもリスペクトするに値するクレイグ・ビジオ



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