現地17日、ニューヨーク・ヤンキースとのトレードでブライアン・マキャン捕手(32)と金銭1100万ドル(約12億1000万円)を獲得いたしました。ヤンキースに移籍したのは、2人とも若手のプロスペクトで、右腕のアルベルト・アブレイユ投手(21)と右腕ホルヘ・グズマン投手(20)となりました。
アストロズは、正捕手のジェイソン・カストロ捕手がFAとなるため、新たな正捕手獲得が課題となっていました。マキャンは、7年連続20本塁打を記録する目パワーの持ち主で、シルバースラッガー賞を4年連続5度獲得しており、リードと人格に定評のある人物です。また、左打ちということも打線に厚みを加えるのに十分な要素です。
マキャンは、年俸1700万ドル(約18億7000万円)の契約を2年残っており、ヤンキースがシーズンごとに550万ドル(約6億1000万円)を負担する契約となっています。
補強が成功したアストロズだが、ヤンキースでは昨年後半に若手のゲイリー・サンチェス捕手が台頭してきた事もあり、負担の少ないDHでの出場を余儀なくされ契約面などからトレードの噂が絶えませんでしたが、両チームの里にかなったトレードとなりました。また、ヤンキースのエース田中将大投手の女房役としても知られていました。
またアストロズでは、エバン・ガティスもブレーブス出身のパワーキャッチャーということもあり、貴重な選手が2人所属することとなりました。
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パワーとリードで期待される
ブライアン・マキャン捕手
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