選手データ - アラン・ジンター [ Alan Zinter ]

HOUSTON ASTROS FAN PAGE

　◆アストロズ選手データ

　２００２年、ジンターは３４歳で初メジャーデビューをしました。そう、リーグ最年長のルーキーなのです。

　注：英文表記に慣れるため英語にて記載しております。英文文字にカーソルを当てると日本語訳が出ます。

【４３】　アラン・ジンター　［　Alan Zinter　］［　Full Name = Alan Michael Zinter　］
［捕手右投げ/両打ち/３４歳 ][ メジャーデビュー02/00/00 ][ 誕生日68/05/19 ］[ 出身：テキサス州 ]
	Team	G	AB	AVG	HR	RBI	SB	R	H	2B	3B	BB	SO	SLG
1999	西武	61	-	.202	8	28	2	-	-	-	-	-	59	.387
2002	HOU	0	0	.000	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000
2003	HOU	39	44	.136	2	3	0	5	6	2	0	0	19	.318

【　年棒：?年契約[2002～200?]＝万ドル（円）/１年平均：万ドル（万円）　】

ジンターは、２００２年３４歳でメジャーデビューを果たしました。
そして、７月１日対レッズ戦メジャー６打席目にて、初安打＆ツーランホームランを打ちました。

１９８９年のドラフトの第1ラウンドでニューヨーク・メッツによって獲得されました。
その後、ボストン、デトロイド、シアトル、シカゴと渡り、１９９９年に西武ライオンズと契約を行いました。（シカゴ・カブスの３Ａアイオワでは野茂とバッテリーを組んでいた情報あり）

翌２０００年１１月１日にアストロズとマイナー契約を果たしました。
（地味にスイッチヒッターなのがミソ！）

マイナーでの１３年間で２００本のホームランを打ったジンター。
そして、ついにメジャーデビューしたのです。

メジャー６打席目で初安打・初ホームランを打ったジンター

そして、西武ライオンズ時代・・・

１９９９年、西武がシーズン開始時に使っていた外人バッターであるシアンフロッコとブロッサーが全く使えないことから、シーズンの途中に急遽契約。５月６日に捕手兼内野手として支配下選手登録される。

★小事件?!
６日初日、西武第２球場でバッティングを披露。第２球場に隣接する合宿所で、この日練習休みだった松坂といきなり初対面を果たす。

「松坂を援護するために呼ばれた男」がジンターの触れ込みだけに、これは絶好のタイミング。ところが、ここでジンターのリップサービスが空転してしまう。「君は日本の（元カブスの同僚）ケリー・ウッドだと聞いてきたよ」と持ち上げると、松坂は「ええっ、そうですか」と苦笑いをする！

カブス傘下のマイナー選手だったジンターにしてみれば、カブスで９８年の新人王になったウッドを持ち出したのは、松坂への最高の褒め言葉。だが、ここで松坂の豊富なメジャー知識が災いする。

９８年のウッドは、豪速球を売り物に１試合２０奪三振を記録。前半戦から飛ばしに飛ばした。しかしその反動で右ひじを故障。シーズンを通しての成績は１３勝止まりで終わった上、オフに手術を受け今季絶望となってしまい、しかもナイトクラブの駐車場で放尿して逮捕され、罰金を取られた男…と言う事を知っていたメジャー通の松坂・・・。

その時の松坂の状況に似ているのだ。デビュー戦から１５５キロを記録。しかし５試合で６４８球を投げるという酷使がたたり、その時登録抹消中のわが身と。メジャー通でもある松坂にしてみれば、衝撃的なデビューを飾ったウッドが、その後どう転落したかは常識。ジンターのヨイショは、本当に縁起でもない一言に聞こえたことだろう。

「ノモから『日本でも成功できるよ』と、言われてきたよ」と話すなど、日本野球への適応性をアピールしているが、初日からやってしまった。
報道陣に囲まれた際には「マツザカの投げる試合では貢献したいね」とフォローしていたが、気まずかった模様。

しかし、そんなジンターが来日初戦の２打席目にいきなり満塁ホームランを放つ衝撃的なデビュー。

だが、以降は前途の２人の外人と同様に大した活躍もなく、とうとう９月２７日に戦力外通告されてしまい日本での活躍は終了した。

当時、救世主になるなら名前を略して「アラジン」と呼んで応援しようと言うライオンズファンがいたが、本当に呼ばれたかは定かではない・・・

でもメジャーに昇格したジンター、がんばれー！　あ、またマイナーに・・・

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