現地8月19日に行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦で、アストロズ史上1991年8月4日以来となる、トリプルプレイが成功されました。
事が起きたのは、2-4と負け越していた5回裏に、さらに3点追加され2-7で無死満塁の時でした。バッターのトッド・プラット捕手が打った打球はサードへのゴロ。誰もがホームへ送球すると思われたのだが、サードの守備に入っていたモーガン・エンズバーグは3塁を踏んで2塁へ送球。意外な送球をセカンドのジェフ・ケントがうまくカバーし、1塁のマイク・ラムへ送球すると、みごとアウトにしてトリプルプレイの完成となった。
エンズバーグが3塁を踏んだ時、フィルガーナー監督は『What the heck are you
doing?「いったい、何をやってるんだ」大阪弁だと「なにやってんねん」』と叫んだようだが、すでにその歴史的なスーパープレイは進行していた。
常識的に考えれば、こんな場面ではホームへ送球するのが基本なのであるが、不思議な力が働いたのか?!もしくは、何かが覚醒したのか、エンズバーグは3塁を踏んだのである。この時、当然ケントはカバーの準備をしていなかったので、後に「不意をつかれた」と述べており、同じくラムもホームへ送球と思っていたのだが、エンズバーグが3塁に行くのを見て素早く対応した模様。
また、不思議なことにエンズバーグは、1週間前にゲーリー・ガエッティ打撃コーチとトリプルプレイについて議論していたといいます。
アストロズの最初のトリプルプレイは、1991年8月4日にホームゲームで行われた対ロサンゼルス・ドジャース戦で、マイク・シムス、ケン・カミニティ、アンジャー・セデーニョの3人によって行われました。
ちなみに、試合はアストロズが7回に7点を追加し、さらに8回に2点追加で合計12点を取り、12-10で勝利し、アウェイで行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦をスウィープして、60勝60敗と成り勝率5割に復帰した。
エンズバーグは、チャレンジャーなのでしょうか?!...
え!大阪弁の引用はいらないって?スンマセン
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エンズバーグの送球を受け、2塁でマーロン・バードを
アウトにし、ケントが1塁に投げてトリプルプレイが完成した。
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