ナショナル・リーグのワイルドカード争いを行っているカブス(中地区2位)とアストロズ(中地区3位)。
8月28日に行われたシカゴ・カブス戦(アウェイゲーム)の直接対決に、18日の試合で右ふくらはぎの痛みで降板したロジャー・クレメンスが先発を行った。
アストロズは、1回に1点、2回に4点と有利な展開で試合が進んだが、6回に2点を追加するものの、クレメンスが8安打5失点と内容の良くなかったのだが、味方の援護と最後にクローザーのブラッド・リッジがきっちり抑え、今季14勝目を上げ、ノーラン・ライアン、ドン・サットンと並ぶ通算324勝で、歴代12位のタイ記録となった。
クレメンスは、内容の悪かった事で「今シーズンの記録は、期待していたものではないし、ボーナスの様なものだけど感謝しているよ」と言った内容の謙遜したコメントだった。
【おまけデータ】
右に通算勝利数の歴代データを掲載いたしました。
ローテーションで考えれば、クレメンスは残り6試合の先発機会があるので、アト2勝で歴代11位タイに並び、さらに歴代トップ10に入る可能性も残されています。
アストロズは、クレメンスの来季の契約に門を開けており、再契約となった場合はスゴイ事になるかもしれません。おそらく全米中がクレメンスの動向に注目することになりそうです。
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通算勝利数324で歴代12位の大記録を樹立のクレメンス
現在の成績は14勝4敗、防御率3.08
順位 |
通算勝利 |
選手 |
1
2
3
3
5
6
7
8
9
10
11
12
12
12
15
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511
417
373
373
365
363
361
342
329
328
326
324
324
324
318
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サイ・ヤング
ウォルター・ジョンソン
ピート・アレクサンダー
クリスティ・マシューソン
パット・ガルヴィン
ウォーレン・スパーン
キッド・ニコルズ
ティム・キーフ
スティーブ・カールトン
ジョン・クラークソン
エディ・プランク
ノーラン・ライアン
ドン・サットン
ロジャー・クレメンス
フィル・ニークロ
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